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食用油の揮発性成分の濃縮分析 - MonoTrap®とHandyTDを用いたサンプリング時の捕集方法の比較-
捕集剤MonoTrap RGC18 TDと簡易加熱脱離装置HandyTD TD265を用い、疑似的に劣化させた油(180℃のオーブンで8時間加熱) から生じる揮発性成分のスクリーニング分析を簡易的に行いました。
今回は試料を60℃で加熱し、ヘッドスペースガス捕集法でサンプリングしました。加熱方法は、オーブン内に静置し、加熱する方法(以下恒温槽静置法)と恒温振とう器で水浴中振とうしながら加熱する方法(以下水浴振とう法)を比較しました。その結果、水浴振とう法がより高感度で揮発性成分を検出することができました。
また、水浴振とう法を用い、開封した直後の食用油と劣化させた食用油の揮発性成分の違いを比較したところ、劣化させた食用油から2,4-Heptadienalや2,4-Decadienalなど代表的な油の臭気化合物が感度よく検出されました。
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MonoTrap RGC18TD|HandyTD TD265|加熱脱着|油|油臭|オフフレーバー|揮発性成分|InertCap Pure-WAX