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血清中の尿酸分析
今回は、GL-7400高速液体クロマトグラフィー(HPLC)シリーズを用いた尿酸の分析法をご紹介します。
尿酸はプリン体の最終代謝物ですが、過剰量の尿酸が体内に存在しますと、痛風、関節炎、痛風腎を発症することが知られています。尿酸の血清中濃度は一般に尿酸値と呼ばれ、その測定はプリン体代謝異常や腎機能障害の診断に役立てられています。
尿酸測定の実用基準法としてはウリカーゼ-UV法を始めとして多くの方法が提唱されておりますが、それらの中でもHPLC-UV法は、精密度・正確度の高い測定値が得られることが知られています。
本報では勧告法(臨床化学22:300-307, 1993)に基づき、Inertsil ODS-4を分析カラムとして用いた分析法を紹介します。血清試料を分析した結果、10分以内に良好な形状の尿酸ピークを検出することができました。
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C18|ODS|オクタデシル|臨床化学|尿酸値|UV|Inertsil ODS-4