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LC/MSを用いた分析におけるリン脂質の影響
血清や血漿などの生体試料に含まれているリン脂質は、LC/MSでの測定において目的成分のイオン化抑制を引き起こすとされています。その対策の1つとして疎水性相互作用を利用した固相抽出法が挙げられますが、目的成分の極性が低い場合には、リン脂質と共にその目的成分も保持・除去されてしまうという欠点がありました。
そこで今回のテクニカルノートでは、リン酸基に対して高い選択性を示す金属酸化物を利用した、FastRemover for Phospholipidを用いた測定例をご紹介します。低極性の成分も含めた12種類の薬物について、コントロール血清を用いて回収率を評価したところ、全ての成分について80%以上の良好な値が得られました。
そこで今回のテクニカルノートでは、リン酸基に対して高い選択性を示す金属酸化物を利用した、FastRemover for Phospholipidを用いた測定例をご紹介します。低極性の成分も含めた12種類の薬物について、コントロール血清を用いて回収率を評価したところ、全ての成分について80%以上の良好な値が得られました。
分類 | データNo | カラム | 関連資料 |
---|---|---|---|
HPLC | LT151 | Inertsil C8-4 |
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キーワード
C8|Octyl|オクチル|C18|ODS|オクタデシル|リン脂質|医薬品|FastRemover|MS|Inertsil C8-4