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水道水中の臭素酸分析
臭素酸は、浄水処理の過程でオゾン処理などによって生成され、発がん性が指摘されています。水道水中に含まれる濃度は、水道法第4条の規定に基づく「水質基準に関する省令」で0.01 mg/L以下であることが義務付けられています。
現行法では、イオンクロマトグラフ(IC)‐ポストカラム発色法が採用されていますが、システム構成が複雑な上に濃硫酸を使用するため、使用後の機器洗浄に多くの時間を費やす必要がありました。
2016年12月17日に厚生労働省から臭素酸に係る検査方法として、現行法に加えて液体クロマトグラフ-質量分析法による検査方法案が示されました。現行法と比較して簡便で、新たな手法として期待されています。
今回、イオン交換カラムを用いたLC/MS/MSによる臭素酸分析を行い、良好な結果が得られましたのでご紹介します。
関連製品
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化合物
- 臭素酸イオン【BrO4-】
- 塩素イオン【Cl-】
- 塩素酸イオン【ClO3-】
- 硝酸イオン【NO3-】
- 硫酸イオン【SO42-】
キーワード
AX|アニオン交換|陰イオン交換|環境|水道法|MS|SYPRON AX‐1