アプリケーション検索APPLICATION SEARCH
誘導体化HPLC法による衣類中のホルムアルデヒド分析
今回は、GL-7400高速液体クロマトグラフィー(HPLC)シリーズを用いたホルムアルデヒドの分析をご紹介します。
ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の原因となる物質として広く知られています。ホルムアルデヒドは、衣類のしわを伸ばす薬剤として使われていたり、タンスの合板の接着剤に使われている場合があり、乳幼児がその汚染を受けた衣類を身に付けると湿疹や炎症を起こす場合があります。
このような経緯から「有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法律」より、基準が定められました。ホルムアルデヒドは、乳幼児用衣類からは“検出されないこと”、それ以外(大人用衣料品など)からは“75ppm (=mg/kg)以下”となっています。
この法律の施行規則に準じ測定を行いました。精製水抽出した検液をアセチルアセトン(2,4-ペンタンジオン)とアンモニアで環状物質に誘導体化したものをHPLC-UVで検出し行います。
化合物
| キーワード
※フレーム内に表示されない場合はPDFを開いてご覧ください。PDFを開く
化合物
キーワード
C18|ODS|オクタデシル|誘導体化|アルデヒド|VIS