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化粧品・サプリメント中のコエンザイムQ10の分析
今回は、GL-7400高速液体クロマトグラフィー(HPLC)シリーズを用いたコエンザイムQ10の分析をご紹介します。
コエンザイムQ10は、体のエネルギー生産を助ける成分です。もともと体内で生産される成分ですが、サプリメントの成分として広く知られています。別名をビタミンQやユビデカレノン、ユビキノン、補酵素Q10とも呼びます。
日本では、従来は“医薬品”としての使用のみが許可されていましたが、平成13年に厚生労働省より食品としての使用が認められました。
HPLCによる医薬品の分析法として、日本薬局方のユビデカレノンの項に掲載されています。
コエンザイムQ10は非常に脂溶性が高く、通常の逆相系での分析では、分析時間が長くなったり、時間を短くしようと流速を早くすることで感度の低下が起こったりします。そこで本報では、分析時間を短くするために、薬局方よりもカラムの長さを短くし、分離度を低下させないよう充填剤の粒径が小さいものを選び分析を行いました。
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