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日本薬局方に準拠した甘草中グリチルリチン酸の分析
今回は、GL-7400高速液体クロマトグラフィー(HPLC)シリーズを用いた生薬(甘草)の分析をご紹介します。
甘草は、カンゾウ(Glycyrrhiza uralensis Fishier 等)の根を乾燥させた生薬で、乾燥状態で2.5 %以上のグリチルリチン酸を含みます。
抗胃潰瘍性作用、鎮咳作用、抗アレルギー作用、抗炎症作用等の薬効があり、風邪薬、消炎鎮痛薬、止瀉整腸薬などに高頻度で配合されています。
また、主成分のグリチルリチン酸はほのかな甘みを持つため、これを利用して食品の甘味料としても利用されています。
日本薬局方では、甘草中のグリチルリチン酸の定量法としてODSカラムを用いたHPLC法が採用されています。また、下記に示すシステム適合性項目が定められています。
今回はこの条件を達成できましたのでご報告いたします。
分類 |
データNo |
カラム |
関連資料 |
HPLC |
LT039 |
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化合物
| キーワード
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化合物
- グリチルリチン酸【Glycyrrhizic acid】
- パラヒドロキシアンソクコウ酸プロピルエステル【p-Hydroxy benzoic acid n-propyl ester】
キーワード
C18|ODS|オクタデシル|薬局方|医薬品|甘草|UV