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第15改正日本薬局方に準拠した芍薬中ペオニフロリンの分析
今回は、GL-7400高速液体クロマトグラフィー(HPLC)シリーズを用いた生薬(芍薬)の分析をご紹介します。
芍薬は、シャクヤク(Paeonia lactiflora Pallas)の根を乾燥させた生薬で、乾燥状態で2.0 %以上のペオニフロリンを含みます。
鎮静・鎮痙、末梢血管拡張、抗炎症、胃腸運動促進などの様々な薬効を持ち、葛根湯をはじめとした多くの漢方薬に配合されています。
日本薬局方では、芍薬中のペオニフロリンの定量法としてODSカラムを用いたHPLC法が採用されています。また、第15改正から、システム適合性試験において分離度の比較に用いる化合物が、p-ヒドロキシアセトフェノンからアルビフロリンに変更となりました。
今回は新基準での規定を達成できましたので、以下にご報告いたします。
関連製品
| 化合物
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化合物
- ペオニフロリン【Paeoniflorin】
- アルビフロリン【Albiflorin】
キーワード
C18|ODS|オクタデシル|薬局方|医薬品|UV|Inertsil ODS-3|Inertsil ODS-SP