令和4年11月21日に厚生労働省 医薬・生活衛生局水道課水道水質管理室よりパブリック・コメントが発出されました。パブリック・コメントの中で新しい検査方法として陰イオン界面活性剤の「液体クロマトグラフ―質量分析法（別添24の2）」が示されました。水試料をアセトニトリルで希釈し、内部標準液を添加したサンプルを直接LC-MS/MSに分析する方法となります。水試料によっては内部標準液の添加を省略できます※。
今回、陰イオン界面活性剤の各成分の異性体を分離せず、1本のピークで検出できる分析カラムとしてInertsil C8-4を用いて水道水の妥当性評価を行い、良好な結果が得られました。