環境(Environment)
自然保全活動への支援
WWFジャパンとジーエルサイエンス
当社初代社長の森憲司は、WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)が推進する自然・環境保全活動は、自然・環境に関わる分析に使用され、環境負荷軽減に寄与することを目的とした当社製品の製造・販売業務と密接に関連していると共感しました。そして当社が掲げる基本理念の三本の柱の一つである「社会に対し社会性を十分発揮してその存在価値を高める」の実践と言う観点から、1999年11月 自身が保有する当社株式の内20万株(分割後40万株)をWWFジャパンに寄付いたしました。また2006年には、WWFジャパンの法人会員となり、以降、同法人の活動支援を続けております。
2024年10月以降は、会員名をジーエルテクノホールディングス株式会社に変更し、引き続き同法人の支援を続けてまいります。
WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金 ジャパン )事務局長 東梅貞義 様のお言葉
初代社長森憲司様よりご寄付頂きましたジーエルサイエンス株式会社は、公益財団法人の基本財産に組み入れ、公益目的保有財産として長期間保有することにより、運用益(配当金)を公益目的事業の財源として使わせて頂いております。
1999年に株式をご寄付頂いて以来、20年以上の長期にわたり頂いている配当金は、WWFの環境保全活動への貴重なご支援となっており、深く感謝申し上げます。
WWFの活動概要
WWFは、人と自然が共生する社会の実現を使命とし、環境保全活動に取り組んでいる国際環境NGOです。日本では、公益財 団法人世界自然保護基金ジャパンとして、1971年から活動しています。
WWFは、2021年の今、世界は大きな二つの危機を迎えていると考えています。一つは、生物多様性が過去約50年間で-68%も失われている危機です。この危機は、2030年に向かって世界が一緒に実現を目指している SDGs(持続可能な開発目標)の達成を危うくする危機でもあります。
その生物多様性減少の大きな原因の一つが環境汚染です。生きものや人の健康すらも脅かす環境汚染の負荷を削減していかなければ、世界的な生物多様性の回復は達成できません。
もう一つの危機は、地球温暖化の危機、つまりは気候危機です。気温の上昇だけではなく、気象が激変し、これまでにないほどの自然災害の激甚化がすでに起き始めています。
この2つの大きな危機に対し、WWFは企業のみなさまと協働を通じて、生物多様性を守り回復させ、脱炭素社会へと早期に移行する、持続可能な社会を目指しています。
ジーエルサイエンス様の環境関連分野の事業は、環境課題をいち早く正確に把握し、環境保全の進捗や成果の的確な評価にもつながる事業です。今後もジーエルサイエンス様とは、対話の機会を頂きながら、持続可能な社会の実現を一緒に目指していきたいと願っております。
EARTH HOUR(アースアワー)への参加
「Earth Hour」は2007年3月、オーストラリアのシドニーで、 WWFの温暖化防止キャンペーンの一環として始まりました。翌2008年にも引き継がれ、今ではWWFネットワークによる世界規模のキャンペーンになりました。
「Earth Hour」当日は午後8時30分から9時30分までの1時間、多くの参加団体や施設、参加者の自宅などで消灯が行われます。そして、時差によって東から順に消灯の帯が地球をぐるりとめぐります。
当社は、WWFジャパンの法人会員として、このキャンペーンを支持し協力しております。
この取り組みはSDGsのゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)と関連しています。