ESG
ジーエルサイエンス株式会社は、より良い社会の形成と企業の持続可能な発展のため、ESGの3つの要素である、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に対する社会の期待や要請に「誠実」かつ「真面目」に取組み、ステークホルダーとの対話を通じて深化させていきます。
環境Environment
当社の主力製品であるクロマトグラフ関連製品は、水質や大気、土壌等の環境分析業界で広く使用され、環境汚染の調査・防止に貢献しております。さらに製品開発においては、設計段階から環境影響を考慮することにより、お客様が使用段階において環境負荷を低減していただけるよう工夫を重ねています。
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環境方針
ジーエルテクノグループは、 地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであり、環境負荷低減の取り組みが企業の継続及び発展にとって必要不可欠であることを認識し、環境保全に配慮した企業活動を通じてよりよい社会の実現に貢献します。
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環境貢献型製品
当社はクロマトグラフィー関連の装置・消耗品を多く取り扱っておりますが、環境水質分野や大気環境分析に貢献する製品の開発・販売に努力をしております。
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環境貢献活動
当社は、製造工程で排出される廃液の分別回収に取り組んでいます。分別回収された廃液は産業廃棄物処理業者に処理委託をして、そのうち約30%が再資源化され、セメントなどの代替原料としてマテリアルリサイクルされています。今後は更に廃液の分別回収を進めるとともに溶媒使用量の削減にも取り組み、環境負荷の低減に貢献したいと考えています。
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自然保全活動への支援
当社初代社長の森憲司は、WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)が推進する自然・環境保全活動は、自然・環境に関わる分析に使用される当社製品と関連していると共感し、自身が保有する当社株式の内20万株(分割後40万株)を寄付いたしました。2006年にはWWFジャパンの法人会員となり同法人の活動支援を続けております。
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ISO14001
当社のISO14001認証取得状況。対象規格=ISO14001:2015。認証取得事業所=福島工場・総合技術本部
社会Social
1968年に創立した当社は、永久スローガン「道は一つ、共に進もう」を合言葉に、真に社会性のある企業を目指して成長してきました。
創立者である森憲司は『創立の根本精神及経営理念』の中で、「利益は、会社、株主、社員、社会に公正に分配する」とし、当社の理想の姿は、
(1)企業の維持、発展をならしめ
(2)社員個々の幸福を勝ち取り
(3)社会に対し社会性を十分発揮してその存在価値を高める
ことであると謳っており、創立当初から今日のESG経営やステークホルダー経営に通じる経営観を持っていました。
当社及び当社グループは、この理念のもと社会と共に発展していく道を着実に歩んでおります。
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品質方針
ジーエルテクノグループは、顧客満足を第一義とし、品質の向上を継続的に努めることで、信頼される製品・サービスを市場に提供し続けます。
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調達方針
当社は、資材調達を通じて社会に貢献するために、良質な材料を適正な価格で必要な時期までに確保し、透明かつ公正な調達活動を行います。また、これらの活動を通じ、取引先様とのより確かな信頼関係を確立し、維持してまいります。
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人権方針
ジーエルテクノグループは、人権尊重を事業継続の基盤の一つと捉え人権に関する国際的な規範を支持し、人権尊重に取り組んでいきます。人権方針に従い、事業に関わるすべての人々の人権を尊重する責任を果たします。
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ISO9001
当社のISO9001認証取得状況。対象規格=ISO9001:2015。認証取得事業所=福島工場、総合技術本部(武蔵開発課、機器開発課、開発管理課)
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次世代支援
当社は、厚生労働省が次世代育成支援対策推進法に基づき、少子化対策を計り子育て支援など一定の基準を満たした企業を「子育てサポート企業」として認定する「くるみん認定」を受けています。
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女性活躍
当社は、女性活躍推進法に基づき、全社員が活躍できる職場環境の整備を進めてまいります。
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健康経営
当社は、従業員の健康増進を重視し、健康管理を経営課題として捉え、健康優良企業を目指して「健康経営」に取り組んでいます。
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義援金
当社は、国内外において天災等で被災された方々に対し、主に日本赤十字を通じて義援金という形で復興をご支援させていただいております。
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地域貢献
当社福島工場は、福島に根ざした企業として「地元地域への恩返し」「福島をもっと元気にしたい」との思いから、福島市が推進する「ずっと福島市応援プロジェクト」を支援させていただくこととし、地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)を活用し寄附をしております。
ガバナンスGovernance
ジーエルテクノグループの経営理念において、「経営トップは私欲に負けず(公私混同をしない)、常に組織(企業)の利益を第一に考え、行動し、利益は会社、株主、社員、社会(主として税金)に公平に分配する。」と経営トップの倫理観を第一義に取り上げ、また「企業を信頼し、投資戴いた株主に感謝し、その資本を有効に使用させて貰い、責任を持ってその期待にこたえること」と株主重視の経営を明確にしております。
このような基本認識とコンプライアンス及びリスク管理に対する重要性の認識を基に、ジーエルテクノグループ企業全体が一体となって、コーポレート・ガバナンスの向上に向けた取り組みを行っております。