プロテオミクス関連製品
Titansphere Phos-TiO(シリンジバレルタイプ)
リン酸化プロテオーム解析を行う際、リン酸化されているタンパク質の割合がタンパク質全体においてごく微量であるため、消化物であるリン酸化ペプチドを測定しようした場合に非リン酸化ペプチドのシグナルに埋もれてしまうことが問題として挙げられます。
Titansphere Phos-TiO(二酸化チタン)を用いて、リン酸化ペプチドを選択的に精製・濃縮することで、リン酸化プロテオーム解析が可能となります。
Titansphere Phos-TiOは、世界中の研究者に愛用され、数多くの論文に記載されています。シリンジバレルタイプは、従来のチップタイプより負荷量がさらに多くなった仕様になります。
特長
- リン酸化ペプチドの高選択性
- 高収量
- 遠心分離方法による簡単操作
仕様
使用サンプル
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Tyr(PO3H2)-Angiotensin II
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粒子径
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10µm
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カートリッジ
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50mg/3mL
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100mg/3mL
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試料負荷量(目安)
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60µg
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120µg
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注)最大試料負荷量は、マトリックスの状態により変化します。注意してください。
遠心分離方法
使用方法
コンディショニングから溶出までは遠心分離器を用い、各種溶液および試料を通液します。 また、コンディショニング溶液および溶出液は、一例として記載しています。
注)粒子径が小さいため、吸引マニホールドを用いた精製・濃縮は行えません。
品名 | カラムサイズ | SDS | 入数 | Cat.No. | 価格 |
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Titansphere Phos-TiO | 50mg/3mL | JPNENG | 25本 | 5010-21290 | 103,000 |
Titansphere Phos-TiO | 100mg/3mL | JPNENG | 25本 | 5010-21291 | 167,000 |