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ジョイント

カラムジョイント形式

カラムジョイント形式の選び方

図1.デッドボリューム

図1.デッドボリューム

HPLC用カラムのジョイント形式は各メーカーによって異なります。一般的に分析カラムは、1/16インチ外径のチューブでオシネを使って接続しますが、異なるジョイント形式で接続するとデッドボリュームが生じたり、液漏れを起こすことがあります。特にステンレス配管など、フェラルがチューブに固定されている場合には、ジョイント形式の選択が必要です。ジョイント形式とネジピッチにはインチサイズとミリサイズがあります。一般的にはウォーターズオシネ型が広く普及しています。どのHPLC/UHPLCシステムでも、適切なカラムジョイント形式を選ぶことでInertSustainおよびInertsilの性能を充分に発揮することができます(標準ジョイントは、ウォーターズオシネ型)。
エクセル

型式
オシネ
チューブ
先端長
備考
ウォーターズオシネ型
(Wタイプ)
インチネジ
(No.10-32UNF)
3.3mm
最も広く使われているタイプ。
UHPLC型
(UPタイプ、パーカータイプ)
インチネジ
(No.10-32UNF)
2.4mm
ウォーターズ社UPLCなどの超高耐圧UHPLC用の配管。
島津オシネ型
(OSタイプ)
インチネジ
(No.10-32UNF)
2.4mm
チューブ先端長がウォーターズオシネ型に比べて短い。
東ソーオシネ型
(Tタイプ)
インチネジ
(No.10-32UNF)
4.4mm
チューブ先端長がウォーターズオシネ型に比べて長い。
日本分光オシネ型
(ONタイプ)
インチネジ
(No.10-32UNF)
2.7mm
チューブ先端長がウォーターズオシネ型に比べて短い。
日立インチオシネ型
(HAタイプ)
インチネジ
(No.10-32UNF)
2.7mm
チューブ先端長がウォーターズオシネ型に比べて短い。
L-6000シリーズ以降に使用されています。
エクセル
(Hタイプ)
ミリネジ
(M6×1)
接続側オシネはM6です。