天然ガスおよび燃料ガス分析装置
天然ガスおよび燃料ガス分析装置 (JIS K 2301 準拠)
本装置は燃料ガスをJIS K2301-2011に準拠して全自動で分析を行う燃料ガス専用の分析装置です。
ガスクロマトグラフ法でも従来の方法では、モレキュラーシーブカラムに高沸点成分をそのまま注入するため、カラムの寿命が非常に短くなる欠点があります。本装置では分析カラムの劣化を防ぐためのカラムシステムを採用し、カラムを保護しているため、長期にわたり安定して使用できます。
操作は、分析からデータ処理まですべての作業を自動で行います。データ処理部に表計算ソフトを組み込み、指定の書式で印字できます。
分析する成分、用途に合わせた機種を選択してください。
燃料ガス分析装置 FG
仕様
分析部 | GC-3200G 2台 |
1分析所要時間 | 約60分 |
燃料ガス分析装置 FG・VZH
仕様
分析部 | GC-4000Plus 1台・GC-3200G 1台 |
1分析所要時間 | 約20分 |
天然ガス分析装置 NG
仕様
分析部 | GC-3200G 1台 |
1分析所要時間 | 約60分 |
分析対象ガス
FG
H2、O2、N2、CO、CO2、CH4、C2H6、C2H4、C3H8、C3H6、n-C4H10、i-C4H10、
i-C4H8、1-C4H8、t-2-C4H8、cis-2-C4H8、1,3C4H6、i-C5H12、n-C5H12、C6+の20成分です。
FG・VZH
上記成分中 i-C4H8 成分と1-C4H8 成分の分離を行いません。
NG
O2、N2、CO2、CH4、C2H6、C3H8、
n-C4H10、i-C4H10、n-C5H12、i-C5H12、C6+の11成分です。
上記3機種以外にも、高速タイプ(n-C5H12成分まで5分間/1分析)H2、O2、N2、CO、CO2 成分の無機ガス分析装置等、分析の用途に合わせたシステムガスクロマトグラフも製作しています。