オーダーメイド装置のご紹介
ガス分析で、こんなお悩みはございませんか?
つくることができます。
オーダーメイド装置とは?
特定の分析を行うために専用化したガスクロマトグラフです。
サンプル(試料)を自動でカラムに導入する注入バルブや、サンプルに含まれていて“分析を妨害”する夾雑成分を検出器に導入しないためのバックフラッシュ機能やプレカット機能を組み合わせて、自動分析システムを構築します。
オーダーメイド装置で可能な機能
・複数のサンプルラインから測定するラインを選択
・複数の検出器へサンプルの導入
・妨害する夾雑成分の除去
・測定結果の帳票・グラフ化
・測定結果の外部出力(デジタル信号、アナログ信号)
他にも様々なご要望にお応えします。
オーダーメイド装置を導入することのメリット
・測定操作の自動化
測定者の技量差がなく、安定したデータが得られます。
・分析時間の短縮および効率化
複数のカラム、検出器を使用することで混合ガスの一斉分析が可能です。
・日常のメンテナンスを削減
カラムを劣化させる成分をメインカラムに導入しないため、定期的なカラムエージングが不要です。
簡易的なバルブシステムのご紹介
特殊・特注装置だからこそできること
(1)バックフラッシュシステム
通常のガスクロマトグラフを使用した場合、分析成分を検出したあとに不要成分が溶出してしまいピーク形状が悪くなってしまう場合があります。バックフラッシュシステムとは、サンプル中に含まれる不要成分をメインカラム(検出器)に送らずにシステム外へ排出するシステムの1つです。プレカラムとメインカラムの2本のカラムを使用して、サンプルをプレカラムで粗分離し、必要成分だけをメインカラムに送ります。プレカラムに残った不要成分は、プレカラムに流れるガスを逆流させてシステム外(GC外)へ排出します。
流路図
その他 特殊・特注装置のご紹介
純ガス中不純物分析装置~酸素中不純物~
酸素ガス中に含まれる不純物(無機ガス、低級炭化水素)を0.1ppmまで測定するシステムです。
不純物測定で妨害成分になる酸素を触媒で取り除き、N2やCH4を低濃度まで測定することが可能です。
触媒反応評価装置
分析機器メーカーが一貫して製作する触媒反応評価装置です。
従来、触媒反応評価装置は反応部と分析部について、別々のメーカーが製作することが一般的です。
1メーカーが反応部と分析部を製作することにより、トラブル時やメンテナンス時の対応を1度で行えるため、お客様の手間を減らすことが可能です。
燃料ガス分析装置
JIS K2301に準拠したシステムガスクロマトグラフです。
複数の検出器、サンプル注入バルブを組み込んでおり、無機ガスから低級炭化の19成分を同時分析することが可能です。測定終了後に熱量計算を行い、帳票形式で測定結果を出力します。
こちらは総合カタログNo.31(611ページ)にも記載しています。
お問い合わせ
上記以外の特殊・特注装置も、作製可能です。製品の仕様やアプリケーション等に関するご質問は、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。