固相抽出について
品質保証
InertSep、GL-Pak 製品 品質管理
◆ISOの認証
ジーエルサイエンス(株)福島工場および開発部は、国際規格 ISO 9001の認証を取得、
福島工場および総合技術センターは、国際規格 ISO 14001の認証を取得しています。
InertSepは徹底した品質管理のもと製造されており、水分析や食品分析などの固相抽出カートリッジとして幅広くご愛用いただいています。 弊社はさらに、品質向上・新製品開発に努力し、お客様の期待と信頼にお応えしています。
ボンドエルート製品 品質管理
分析の前処理で汎用されている固相抽出カートリッジ「ボンドエルート」はその優れた基本性能が認められ、1978年に製品化されて以来、今日に至るまで固相抽出カートリッジのスタンダードとして世界中の研究室でご愛用いただいています。
◆製品ごとに試験成績書添付
GLP等でバリデートされた製品の安定供給の需要が高まっています。ボンドエルートも安心してご使用いただくため、試験成績書(CERTIFICATE OF ANALYSIS)が製品ごとに同封されています。
無極性相、極性相、イオン交換相等、種類ごとにチェック項目が異なる部分はありますが、全ての製品に充填前と充填後について試験項目を定め、厳しい品質チェックが実施されています。
使用中にロットが変わった時でも、前のロットに比べて、違いがひと目で分かるようになっています。
エムポア製品 品質管理
メンブレン固相抽出エムポアディスクは3Mの戦略的重要開発項目の一つとして1988年に開発されました。1994年には製薬などの多検体迅速処理用にディスクカートリッジおよび96ウェルプレートが開発されました。充填剤の種類としては日本の農薬用に最適化したSDB-XD、金属濃縮用にキレートディスク、放射性物質を選択的に抽出するラドディスクなどのラインナップが充実しています。
エムポアメンブレンは不活性なPTFE(テフロン)繊維で微少粒子を固定化し、膜状にするという高いテクノロジーに基づいています。数µm~数十µmの高効率のゲルを用いることによって、保持に必要な充填剤の層が極めて薄くなり、従来の概念にはないユニークな固相抽出が可能です。カートリッジ型の固相の欠点である充填密度のバラツキや試料通液時のチャネリング、ゲル漏れ等の心配がありません。
メンブレンは各ロット毎に充填剤はもとより、膜の厚さ、膜の強度、通液性、ピンホールテストなど厳しい品質管理の下で生産されています。
※エムポアディスクは、2020年1月に3M社からCDS Analytical社へ事業が継承されました。
CDS社製 エムポアディスク
https://www.gls.co.jp/product/spe_columns/3m_empore/02748.html
CDS Analytical社ホームページ
https://www.cdsanalytical.com/empore/