クリーンアップ剤
フロリジル、フロリジルPR・その他のクリーンアップ剤
フロリジル・フロリジルPR
フロリジルは粒状のケイ酸マグネシウムで、他の物では除去されない妨害成分を除くことができます。活性化は130ºCで一夜加熱し、デシケータ中で放冷して行うのが一般的ですが、もっと加熱して吸着能を上げたり、水を添加して弱めたりすることもあります。
フロリジルPR(60/100メッシュ)は、農薬用のクリーンアップ剤で、特に有機塩素系農薬に対して効果的です。
品名 | 容量 | Mesh | SDS | 入数 | Cat.No. | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
フロリジル | 227g | 30/60 | JPN | 1本 | 1050-21004 | 23,800 |
フロリジル | 227g | 60/100 | JPN | 1本 | 1050-21007 | 24,100 |
フロリジル | 227g | 100/200 | JPN | 1本 | 1050-21012 | 24,100 |
フロリジルPR | 500mL | - | JPN | 1本 | 1050-21000 | 30,000 |
227g=493mL
その他のクリーンアップ剤
クリーンアップ剤としてよく使用されるものに、活性アルミナ、シリカゲル、活性炭などがあります。
活性アルミナは吸着容量はあまり大きくありませんが、吸着力が強いので被吸着力の弱い試料に適しています。活性化は130℃で一晩乾燥しデシケータ中で放冷する方法が一般的です。塩酸やアンモニア水を添加して強酸性、強アルカリ性にすることもでき、水を加えて吸着力を弱めるなど、いろいろな試料に用いられます。
シリカゲルは比較的吸着力が弱く、極性試料の分離に適していますが、溶媒により膨潤して溶出液が流れにくくなることがありますので、良く整粒されたものを用いるか、等量のセライト545と混合して使用します。
品名 | 容量 | Mesh | SDS | 入数 | Cat.No. | 価格 |
---|---|---|---|---|---|---|
シリカゲル-100(60Å) | 1kg | 70/200 | ENG | 1本 | 1050-22132 | 10,600 |
シリカゲル-150(60Å) | 1kg | 30/80 | JPN | 1本 | 1050-22134 | 販売中止 |
シリカゲルPR | 250g | - | 1本 | 1050-22100 | 33,000 | |
GX-60(活性炭) | 500g | - | 1本 | 1050-22102 | 販売中止 | |
活性アルミナ | 500g | 約200 | JPNENG | 1本 | 1050-22103 | 9,800 |
活性アルミナ | 500g | 約300 | JPNENG | 1本 | 1050-22104 | 9,800 |
ケイソウ土 | 50g | - | 1本 | 1050-22170 | 販売中止 | |
無水硫酸ナトリウム(残留農薬分析用)ガラス瓶入 | 500g | - | JPNENG | 1本 | 1050-22180 | 5,000 |
注)活性炭は吸着容量が大きいのでセライト等に1/10量を混ぜて使用するか、他の吸着力ラムの上に1g程度を重ねて使用します。