SecurityCAP

SecurityCAP

• 総合カタログ No.31未掲載

SecurityCAP 移動相セーフティフィルターでは、有害な溶媒の蒸気やガスが溶媒タンクから大気中に漏れて、ラボの作業者と訪問者の健康に悪影響を及ぼすことを防止します。統合型フィルターメンブレンが大気中の埃やその他の夾雑物を捕集するため、埃や夾雑物が溶媒容器に入ることによって溶媒の汚染や細菌の増殖がクロマトグラフィーとHPLC/UHPLC システムの両方に悪影響を及ぼすことを防止します。

・移動相の揮発による溶媒比の変化やpH 変動を抑制
・面倒な移動相調製の頻度を軽減
・労働安全衛生環境を改善

分析結果の信頼性を向上させ時間とコストを節約できる大きなメリットをもたらします！

移動相用SecurityCAP

移動相用SecurityCAP は有害な有機溶媒の蒸気が移動相容器から大気中に漏れないようブロックします。
一体化されたフィルターメンブレンは、空気中の埃やその他の汚染物質を捕捉し、移動相容器に入ることを防ぎます。これによって溶媒の混入と細菌の増殖を防ぎ、クロマトグラフィーとHPLC / UHPLCシステムに悪影響を及ぼすリスクを抑制します。

移動相のｐH変化を防止

移動相のpH はHPLC / UHPLC 分析の選択性、保持、ピーク形状、分解能、再現性に大きな影響を与える可能性があります。pH のわずかな変動が分離に大きな影響を与えることがあるため、慎重な移動相の調製および管理が不可欠となります。SecurityCAP は、他の移動相ボトルのキャップ等と比較して、使用中に移動相のpH が一定に保たれており、優れたソリューションを提供します。これにより、信頼できる分析結果を得るための
信頼性の高い移動相条件が保証されます。（図１）

移動相の揮発防止

HPLC およびUHPLC グレードの溶媒の年間使用量は、クロマトグラフィー分析のコストに大きく影響します。対策のされていない移動相ボトルのキャップ等は、蒸発や移動相の損失によるコストアップに加え、溶媒の蒸発はラボスタッフへの危害をも引き起こします。
SecurityCAP は、蒸発を抑制することによって高価な移動相を節約し、密封が不十分なキャップ等で起こる作業環境の汚染を改善します。ラボの移動相使用量に合わせ、SecurityCAP 製品を導入することによって、潜在的な分析コストとラボの作業環境を改善します。（図２）

　　　　　　　　　　　　(図１：7日間でのpH変化）

　　　　　　　　　　(図2：移動相の揮発防止例）

フィルター寿命を簡単にチェック

キットには交換時期がひと目でわかる便利なインジケーターが付属されています。
使用時間の経過に伴ってメーターが赤く変色していきます。
（全てのスターターキットならびに交換用フィルターには、フィルタと同数のインジケーターが付属します。）

廃液用のSecurityCAP

SecurityCAP 廃液フィルターを使用することで、廃液タンク内を安全に保ち、ラボの空気環境の品質を保つことができます。廃液タンクから発生する有害な蒸気を安全にトラップすることができ、その効果はフードやドラフトチャンバーを上回ります。また、通常の活性炭に比べ、塩基性および酸性化合物を吸着し、ラボをより保護します。

価格表

スターターキット

　　　　　　　移動相用

　　　　　　　廃液用

交換用フィルター

　　　　　　　移動相用

　　　　　　　廃液用

PFAS用SecurityCAP

その他アクセサリー

　　　フィッティング

　　　　コネクター

　　　　アダプター

　　　シーリングプラグ